ガイドブックの制作

情報不足

社会貢献をしてみたい!と思い立って、ネットで検索してみると、  yahoo!ボランティアとか、ボラ市民ウェブ等の ボランティア専門の情報サイトと、いろんな団体のボランティア情報がのっています。 
さて、どんなボランティアにしようか?迷いませんか? 
内閣府の「平成28年度市民の社会貢献に関する実態調査」によると、ボランティア参加の妨げになる要因として、なんと4割りの人が 「ボランティア活動に関する十分な情報がない」と答えています。さらに、「参加手続が分かりにくい」が23%があり、「団体への不信感」も10%と少なくありません。 
これだけ、ネットでの様々な情報が得られる時代に、情報不足なのです。 

そこで、ソーシャリスト21stでは、活動のメインをガイドブックの制作にしました。 イメージは 旅行者向けのガイドブック「地球の歩き方」のソーシャル版です。 

現状の課題

ビジネス経験を活かすプロボノ活動を続けるうちに、大きく二つの課題があることに気づきました。

(1)ソーシャルセクター側の課題

どの団体でも慢性的なリソース不足です。人が足りない、お金が足りない、時間がない。そして直面している社会的課題は山積しており、ゴールが見えにくい状態です。そんなかな使命感だけでは、継続が難しい状況です。

(2)支援する側の課題

社会貢献活動を行いたい人は、年々増えているように感じてします。一方で、せっかく意欲があるものの、社会的課題の理解不足や誤解から、何をしていいか?なかなかわからないのが現状のようです。また、一過性のボランティアはともかく、段階的に関わり方を増やしていくステップアップのモデルケースや体験者の声も少ないのが現状です。

ソーシャルの歩き方

ビジネス経験を活かして、社会貢献活動を継続的に行えるための情報を提供します。

  • ソーシャルセクターとの関わる仕掛けを作ること。
  • ステップアップのイメージを盛込むこと。
  • 社会的課題を明らかにすること。
  • 社会的課題の解決にむけて活動しているソーシャルセクターの人々を紹介すること。
  • ソーシャルセクターで不足している後方支援を明らかにし、関われる仕掛けを作ること。

「ソーシャルの歩き方」は商標登録出願中です。

ガイドブック「ソーシャルの歩き方」の体系

シリーズは、全部で8巻を予定しています。 

・ソーシャルの歩き方 (パラレルキャリア編)
 ビジネスパーソンが、パラレルキャリアを通じて、社会貢献活動に参加し、長期的には社会貢献活動をメインに活動全般ことを想定したガイドブックです。 
 ステップアップのモデルや、体験談を掲載予定です。

現在、制作中です。

・ソーシャルの歩き方(社会的課題編) 
 子ども支援、女性支援、地域振興、環境問題、国際協力等の分野ごとに、社会的課題を解説します。被害者数等の統計データの掲載や、ベースとなる法制度の掲載、代表的な活動団体等を掲載予定です。

・ソーシャルの働き方 
 ソーシャルセクターに就職したい人むけのガイドブックです。

・ソーシャルの支え方 
 寄付をしたい人向けのガイドブックです。 

・ソーシャルの遺し方 
 遺贈(遺言での寄付)をしたい人向けのガイドブックです。 

・ソーシャルの未来像
 2030年の未来像のイメージです。 

・ソーシャルの匠の技
 ソーシャルビジネスのビジネスモデルを解説します。 

・ソーシャルのITツール 
 マルチセクターで多様な人材がチームとして一緒に活動する際のIT活用のガイドブックです。 

プロジェクト型プロボノプロジェクト

ガイドブックは、プロジェクト型のプロボノプロジェクトで制作します。 
ガイドブックは、女性支援とか国際協力等の分野別の発行予定なので、全巻の発行となると膨大な作業が必要になります。 

そこで、ソーシャリスト21stでは、 
 創りたい人がガイドブックを創る 
ということで、プロジェクトメンバを公募して、 
プロジェクトが成立した段階から、制作をスタートします。